2022 サイプレスチャンピオンシップ(スーパーシニアの部) 寄神正文様 優勝コメント | THE CYPRESS GOLF CLUB ザ・サイプレスゴルフクラブ
此のところずっと調子が悪く、競技参加のエントリーを迷いながらの出場でした。 3大競技のファイナルでもあるクラブ選手権ですから、見っともないスコアは出したく無いと思うのは皆様もお分かりの事と思います。と言うのも本年6月のキャプテンカップ予選で17番で11叩いて60を切れなかった苦い経験が有ったからです。 予選が終わってみると84で井上様に1打差の2位という事でした。ダボも3つに収まり納得の行く内容でした。 そうなれば、今度は勝ちたいという欲が出て来て決勝日を迎えました。 パーが取れずの我慢のゴルフをしていましたが、5番で3打をクリークに入れてミスが続き、上がってみれば8!で万事休すのアウト47でした。 トップの井上様には遠く離され、3位の近藤様にも6打有った貯金も無くなり絶体絶命の死に体と成りました。 おにぎりとバナナを頂いて開き直るしか有りません。然し乍らゴルフはそう甘くありません。心機一転の10番では3打がバンカー顎下に埋まり、アンプレアブルして7!、近藤様バーディー!! 失意のどん底でしたが、胸の痞えが取れたと言うか11番から大きなミス無く、上がってみれば42、2ラウンド173で近藤様と井上様に1打差の勝利と相成りました。 決勝ラウンド中はそのお二方との同伴プレーですので、3人によるマッチプレーの様相で、緊張もしましたが大変面白くかつ楽しいラウンドでした。 私達のゴルフは所詮アマチュアのレベルです。ミスを如何に少なく大叩きしないかが勝敗を分けると思います。そして諦めない事こそがゴルフというスポーツが教えてくれる最も大切な事であると思います。 それと、このスーパーシニアという競技は正直に、自分の身体の病気との戦いであり、体力気力との戦いでもあります。年々衰えて行く自分をコースから知らされながらプレーする辛いスポーツとも言えそうですが、何時までチャレンジ出来るのか?と、健康バロメーターで楽しみなスポーツなのかも知れません。